三木市高齢者大学大学院学長  井上 京子学長 


 40年の歴史を積み重ねている三木市高齢者大学“みっきぃシニアカレッジ”大学院は、大学4年間での学びを基礎として更に2年間の学習で仲間づくりの輪をひろげながらシニアの生活の充実と地域社会の発展を目指しています。
 
 院生一人ひとりが興味関心ある分野、得意なこと、やりたいことの調査研究や実践を楽しく追求していただきたいと思います。
学びは楽しむことが一番大切です。
事務局では「楽しくなければ“みっきぃシニアカレッジ”ではない」を合言葉に、達成感ある楽しさを求めています。
大学院は、これまで以上に充実し大きく変わっています。

 教養講座では、院生の学習意欲に刺激を受けます。
講座が専門的過ぎて少し難しいかなと思う内容でも、核心に迫る質問や素直な意見・感想が必ず出でます。
質問によって理解が深まり納得ができ、考え方の視野が広がり授業が盛り上がります。
幅広い知識と関心度が非常に高く、さすが大学院生だと感動することが多々あります。

 専門講座では、計画的且つ自主的に研究活動に取り組まれていることがよくわかります。
毎年、バラエティーに富んだテーマでまとめ方も工夫され、中身の濃い研究実践報告書が作成されています。
学ぶ意欲と追求心の高さにただただ驚くばかりです。
皆様の研究発表を聞きながら、地元の良さや魅力を再発見しました。
より多くの人に読んでいただきたい素晴らしい研究実践報告です。

 2年間の学びを終えても、また再入学をされる人が増えてきました。
それだけ楽しく充実した院生活を過ごされた皆様を尊敬いたします。
心身共に健康で、前向きに生きておられる方が多いのは何よりうれしいです。

先日、出合った言葉(句)に共感しました。
「卒寿迎え 我もなりたや 微助っ人(びすけっと)」いくつになっても、いつまでも何かしらの役に立ちたいものです。
大学院での学びや経験を活かし、自分のために仲間のために地域発展のために元気で活躍されますことを期待しています。

 
 










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