2022年10月11日(火) 高齢者大学大学院講座

 教養課程


     「なぜ『播磨国』というのか ~その意味について~」
                   火曜の会
                            小西 規雄 
 
   
   大学院では、これまでにも播磨国についての学習を何度か行ってきました。
  今回は、易経の視点から「播磨国」の国名について考えました。
  新しい視点で歴史を振り返ることは、豊かな想像力と知識を膨らますこととなりました。

 (内容)
     はじめに
   1 風土記とは ~天皇巡幸の話が多い~
   2 播磨国風土記 ~伝来と謎~
   3 「針間」の語源諸説
   4 針・年魚・井戸をつなぐものは
   5 易の創始と日本への伝来
   6 元号に見る易の受容
   7 伏羲と女媧図
   8 易の原理と八卦
   9 易は位の正・不正を重視する
   10 「古事記」に見る太極図の表現
   11 布と砥石
   12 「播磨」の図解
   13 国名「播磨」と「風山漸」の卦
     おわりに
 


 専門課程

【グループ研究講座】

      「素晴らしき哉 『人生100年時代』  人生第二幕で輝くシニアの選択肢」
                   国際関係学博士
                              楠本 利夫さん 

                  
   「ジェロントロジー(老年学)」とは、年齢を重ねて生じる変化や社会づくりを、医学や心理学、経済学や社会学など
 幅広い分野から研究する学問のことです。
 老年学によると、人生第二幕を充実させるシニアの選択肢はたくさんあります。
 その中でも、「生涯健康脳」を保つ生活習慣(知的好奇心・適度な運動・交流と対話)が特に大切です。
 シニアの学びの選択肢の一つとして公立高齢者大学があります。
 「気付きの呼び水」を提供する高齢者大学の意義と課題についても教えていただきました。

(内容)
 1 超長寿社会を「シニア活躍社会」に
 2 老年学
 3 夢多き「青春時代」、幸多き「貴熟時代」
 4 「人生第二幕」における「シニアの選択肢」
 5 シニアの「学び」という選択肢と公立高齢者大学 ~公立高齢者大学の意義と課題~
 6 「生涯元気」で人生第二幕享受 ~長寿だけではもったいない~