2023年12月7日(木) 高齢者大学大学院講座

 教養課程


         「消費生活にまつわる様々なトラブルについて」
            兵庫県東播磨県民局地域振興課
             東播磨消費者センター  當房 順美 さん
 
   
 高齢者の3つの不安(3K)は、「健康」・「お金」・「孤独」なのだそうです。
悪質な業者が、様々な手口でその不安に付け込んできます。
 被害にあわないための対策や対応の仕方について教えていただきました。
途中、学生が扮するロールプレイを交えながら事例を示してもらいました。
 高齢者が狙われることが多いので、気を引き締めて対応していきたいと痛感しました。
(内容)
 1 消費者トラブルの現状
 2 契約とは
 3 最近の相談事例
 4 〇×クイズで力だめし
 5 消費者トラブルを避けるためには・・・
 


 専門課程

【ふるさと歴史講座】

      「瓦の話」
         前三木市文化財保護審議会委員
                             西阪 義雄 さん 

                  
 江戸時代、火事が多発していました。
1657年、消火の際、重たい瓦が落ちてきたら危険だということで「瓦葺の禁止令」が出されました。
そんな中、「江戸の火除け瓦」が作られました。
1720年、江戸の町の防火対策として瓦葺の奨励が布告されました。
瓦葺屋根が一気に広がったのです。
 三木市では50基を越す登り窯址が確認されています。
三木で焼かれた瓦が平安京の屋根に葺かれたということです。
東播磨は、西日本最大の窯業生産地だったのです。
(内容)
 1 「火事と喧嘩は江戸の華」 ◎瓦屋根が広がった江戸時代
 2 瓦の利用は何時から始まったか。 ◎瓦は6世紀に百済から伝わった
 3 三木で、昭和40年代から古代の瓦が発見される
 4 瓦はどこで焼かれたか
 5 まとめ