2024年2月15日(木) 高齢者大学大学院講座

 教養課程


         「第一次大戦と青野原ドイツ軍俘虜 
          俘虜の日々の生活と祖国を偲んだ音楽活動」
              神戸大学名誉教授   岩井 正浩 さん
 
   
  俘虜と捕虜の違いとは?
 捕虜は捕らわれ自由のない生活を送らなければならないというイメージです。
 しかし、第一次大戦時は、捕虜ではなく俘虜であり、俘虜たちは結構自由な生活が送れ、収容所の自治や
 地元交流なども認められていたそうです。
  第一次大戦時、三木市に近い「青野原」にはドイツ軍俘虜収容所がありました。
 俘虜たちが故郷へ送った絵葉書や生活の様子、地元との交流の様子などたくさんの写真を見せていただき
 ました。
 パン焼き場を自分たちで設置したり、自ら製作した作品の展覧会を開いたり、自作楽器で慈善コンサートを
 開いたりしていたのには驚きました。
 そのとき技術などが、その後の日本に影響を与えたものがたくさんあるとのことでした。
 


 専門課程

【グループ研究講座】

      「発表会準備」
         元芦屋大学教授  国際関係学博士
                              楠本 利夫 さん 

                  
 3月5日(火)の研究発表会に向け、予行演習を行いました。
今回は、各グループ10分の持ち時間で、どんな感じになるのかを確かめることが目的でした。
練習はこれまでグループごとも行ってきましたが、いざ全体で行うとなると感じが違うものです。
本番に向け、修正を加えていきます。
 研究論文は、ほぼ原稿が仕上がりました。
報告書作成に進んでいます。