2024年11月26(火) 高齢者大学大学院講座

 教養課程


         「旧美嚢郡の道路元標」
            前三木市文化財保護審議会会長
                            西阪 義雄 さん                 
 
   
 道路元標(げんぴょう)をご存じでしょうか?
簡単に言えば、道路の起終点を示す「柱」で道路の附属物(道路の一部)なのです。
明治時代から始まり、大正時代に法制化がなされました。
兵庫県においても県内各市町村に道路元標の設置が命じられました。
しかし、法律的には今も道路の一部となっているにもかかわらず、道路拡張工事などにより
その存在があやふやになったり、なくなって見つからなくなったりしています。
 西阪さんは、兵庫県や旧美嚢郡に残る道路元標について詳しく調べられました。
道路元標は、身近にあっても意識をしっかり持っていなければなかなか見つけることもでき
ません。
しかし、道路元標には道路に関する歴史がつまっています。
 みなさんもぶらりと近くの道路元標を探しに出かけるのもいいかもしれませんね。

(内容)
 1 くたびれたやつが見つける壹里塚
 2 明治の里程調査
 3 明治の里程元標
 4 大正時代の道路行政
 5 兵庫県における道路元標
 6 美嚢郡の道路元標

  


 専門課程

【グループ研究講座(6)】

      「グループ研究指導」
         元芦屋大学教授  国際関係学博士
                              楠本 利夫 さん 

                  
 「論文・報告書 一般的ルール」と「パワーポイントのコツ」について教えていただきました。
論文の書き始めは目的と結論を明らかにすること、文字表記の仕方、文献表記の仕方などが
特に重要であることを理解しました。
パワーポイントでは、文字は大きく、表現はわかりやすくすること、画面と説明情報が一致する
ことなどが大切であることを知りました。
 研究発表に向け、そろそろまとめをする時期となりました。