2025年5月20日(火) 高齢者大学大学院講座

 教養課程

【歴史講座】
  
  「江戸庶民の賢い日常生活に学ぶ ~平穏な文化文政期 200年前」
            三木市高齢者大学大学院1期生
                            下川 博 さん
 
   
 江戸庶民はどんな生活を送っていたのでしょうか?
日常生活を多方面から見て、現在と比較してもらいました。
 住居は、ドラマなどでよく見る長屋住まいが多く、みんな力を合わせて暮らしていたそうです。
質素な生活の中でも、娯楽やファッション・おしゃれを楽しんでいました。
旅行ブームが起こり、伊勢参りなどは庶民のあこがれだったそうです。
リサイクルが徹底しており、リサイクル可能なものは回収・修理して使い切っていました。
 考えてみると現在は実にもったいない生活をしているのかもしれません。
江戸庶民の賢い生活の仕方を参考に、私達も生きていくことが大切なのではないでしょうか。

(内容)
 1 文化文政期の著名人
 2 江戸の人口
 3 お金の単位と価値
 4 庶民1世帯 平均年収と税金
 5 日常生活 天気と商売が多様化
 6 庶民の住宅
 7 銭湯
 8 1日の時刻と方角の言い方
 9 庶民の教育
10 病気の予防と治療
11 リサイクルして大切に使った
12 店の看板
13 おしゃれとファッション
14 結婚と離婚
15 庶民の楽しみ
16 旅行
17 駕籠の厳しい営業規則
18 飛脚制度
19 治安・自治・自衛
20 庶民に苗字は有ったか?
 


専門課程

【健康福祉講座】

      「さつき体操」
         ひょうご健康運動推進員
                           小野田 隆 さん 

                  
 日本人の平均寿命は世界的に見ても長いのですが、健康寿命はそれよりも5年程度短くなる
そうです。
しかし、これもあくまで平均です。
個人の余命を考えると、あと何年くらい生きられるかほぼわかるそうです。
例えば、75才男性は13年(つまり88才くらいまで生きられる)、女性は16年と言われています。
 認知症にならず、健康に生きてこそ人生を楽しむことができます。
簡単な体操をするだけで健康寿命は延ばせます。
生活習慣病に早期対応することも大切です。
 一生笑って若々しくすごしていけるよう、どのようなことに注意したらいいのか、体を体操などで
どう刺激したらいいのかを考えるよい機会となりました。