2025年10月23日(木) 高齢者大学大学院講座

 教養課程


    「笑いでつなぐ 心と心」
            
                   光家 細鶴(近藤 文好) さん
 
   
 「笑ってリラックスして人権感覚を高めよう」ということで、まず笑うことから…落語を聞きました。
定番の小噺は色々なパターンがあり、思わず笑いがこみ上げてきました。
昔話「桃太郎」に関するネタがありました。
父親が子どもを寝かせつけようと桃太郎の昔話を聞かせていると、子どもが父親に桃太郎の詳しい
中身や背景などを語り、父親は驚き呆気にとられるというものでした。
 その後の講話の中で「今日の落語桃太郎は父と子の関係の中で許されるお話で、子どもが父親を
馬鹿にしているという見方もあるが、親が子どもにそれだけのことを言わせるふところの深さがあ
るということだ」と言われました。
若者の発想・アイデアを大切にすること、若者が言いたいことをきちんと言っていけることなどを
期待しているとのことでした。
 また、桃太郎のお話も立場を変えてみると…「鬼の子」は、桃太郎に自分の親をやっつけられて、
これからどうしたらいいのか途方に暮れている立場にあるとも言われました。
 人権は、時代とともに変化する部分があります。
常に人権学習を積み重ねることで、人権感覚を磨いていきましょうと締めくくられました。
 




専門課程

【グループ研究講座(5)】

      「グループ研究指導」
            
兵庫教育大学 名誉教授
                             冨永 良喜 さん

                
 ストレス反応やストレス対応についてお話を聞きました。
 その後、グループごとに研究を進めました。
講師の方にグループごとにじっくり時間を設けて指導していただきました。
 研究も順調に進んでいます。