学友会会長 面川 勝治                            

学 友 会 と は・・・
                                            

曾て我等は、修学の過程において児童・生徒・学生などと呼ばれ、人生の四季「学習期」にあって我が世の春を誰もが謳歌したものだ。そして、同窓の集いには顔を揃え、過ぎた学窓の追憶に耽ったものでした。爾来、時は流れ幾星霜、およそ半世紀を経て、今我々は「林住期」(人生実りの秋)真っ只中にある。

 そしてその林住期にあって、今までの生き方を見つめ直し、中には人生のリセット(再構築)を図る徒少なからず。 即ち、我等の多くは新奇なる知識の上積みを窺い、また、新たな出会いを願い、六十路〜八十路にてその端緒を三木市高齢者大学に求めたのである。因みに、その沿革を覗いてみるに、草創は古く、昭和58年(1983)、兵庫県老人大学が開校されたのが始まりで、その後昭和63年(1988)には、三木市老人大学として独立。更に平成4年(1992)に至り、三木市高齢者大学と改称され今日に至る。その間、同窓朋輩の数、凡そ2000名(推定:平成23年現在)が巣立ったと聞く。何れの時代も、本学を落第もせず見事修学卒業した後、これで「サヨナラ」はないだろうと、同窓会の設立を望まれた先達は決して少なくはなかったと思われる。而して、紆余曲折を経て、結成されのが「学友会」である。時は、平成16年の盛夏であった。

 このような齢人が結成した同窓会は、他の市町村でも稀有であろう。その狙いは、いつまでも息災にて同窓朋輩相互のタテ・ヨコ・ナナメの絆を固縛し、本学後輩の皆さんとの交流を深めつつ、地域福祉への認識と行動を図ることにあり、本学の設立の意義に沿うべく、これを会則に捉えた。我等にとっては終の棲家となりつつある郷(さと)―三木市にあって実に誇らしく思う次第だ。


 加えて言うと、平成19年を迎え大学院が創設され、「まなびの郷みずほ」に学ぶ大学・大学院生ともども、日々意気軒昂逗まることを知らず。その活気・熱気を、皆さん修了卒業後は如何なさるのだろうか。その気概を絶えさせるのは余りにも勿体無い。是非、持続させて頂きたい。その「機会と場所」を提供できる一つが「学友会」である、と自負するところでもある。

                                           
(記 : 飯田 稔 元会長)